マロヘッドのOリングの話し

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    ・・。
    ”マロッシヘッドのOリングは無くてもいいですか?”

    みたいな質問がたまにありますのでこの機会に・・・



    ズバリ・・・必要有りません。
    (但し・・圧縮漏れが無いことですね。)

    ジャイロの場合は小排気量ですので・・

    圧力量も熱量も少ない。
    ヘッドの形状が四角なので熱歪も平均している。
    シリンダーとの接触面積も少ない。

    したがって、Oリングだけでも圧縮漏れを抑えられるんです。

    例えばマロッシのべスパキットの場合は、ヘッドの接触面は6ミリぐらいの幅の円形ですので、そこにはガスケットは挟む構造になっていません。

    ジャイロのマロッシ68にマロヘッドをガスケット無しで組み立てても、圧縮漏れは100%に近く漏れません。

    しかし、圧縮が高過る傾向で・・

    エンジンが焼きつく。
    ピストンピンが変磨耗する。
    ピンベアリングが折れる。
    コンロッド小端の穴が楕円になる。
    クランクベアリングの荷重負担増。

    ・・となります。

    なので、上記の負担を軽減する為に、圧縮を下げます。

    その方法が、ヘッドガスケットの厚みを増やす事なんす。
    (圧縮比はヘッド容積との比率ですから1.5ミリの厚みならその体積分、圧縮比が下がります)

    圧縮を下げる方法のもう一つは、ベースガスケットの厚みでも変えられます
    (メリットとデメリットが存在するので注意も必要)

    圧縮が下げられる。
    排気タイミングを早くできる
    (この時同時に掃気タイミングも早くなりますが、場合によって爆発圧力が掃気圧力に負けて、クランクに入り込んで、クランクで爆発する事がある)
    (普通ベースガスケットは0.5厚の紙パッキンなので重ねると、締め付け圧力に負けて、故障の要因になりえる)


    ガスケットを挟む場合にOリングは必要ない?

    これは・・どっちでも。

    例えば1.5のSUSを挟むとします。
    液体ガスケットを片面に塗って、ツルツル面を上・・ヘッドにOリングを挟んで液ガスは塗らずに組み立てる・・・
    この場合分解してもヘッドはスルっと取れて、そのまま組み立ても出来ます。
    (但しガス漏れのチェックは必要かもね)

    ↑の延長線で両面に液ガスを塗っても問題ないです。
    (分解の再組み立ては、真鍮ブラシで剥がしてから液ガス塗布です)

    ↑の際、0リングが切れたりする場合がありますが、手持ちが無い場合は0リング無しで、液ガスだけで組み立てても問題ありません。













    コメント
    ヤフオクで質問させて頂いた者です。
    わざわざ回答頂きありがとうございました
    マロ68シリンダーにマロヘッドでベースガスケット1ミリにしヘッドガスケットはOリングで圧縮圧測ってみようと思います。ピストンヘッドを鏡面にしたので丁度いい具合かもしれませんね。不具合が出るようでしたらベース0.5にして圧縮圧見ながら調整しようと思います、ありがとうございました。
    • G3
    • 2015/01/02 9:26 PM
    G3さんさん♪こんばんわ♪

    (⌒-⌒v頑張って快適なジャイロにして下さい。

    • HORIKAWA
    • 2015/01/03 1:45 AM
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