ジャイロ快適走行への道のり・・エンジン系(シリンダー)

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    手順

    シリンダー関係の構成は・・

    1シリンダー
    2リング
    3ピストン
    4ピストンピン
    5サークリップ
    6スモールベアリング
    7シリンダー・ベースガスケット
    8シリンダー・ヘッドガスケット
    9シリンダー・ヘッド

    これまたパーツが多いです(; ̄ー ̄

    では、シリンダーから・・・

    排気量とは混合器の吸い込み量の体積です。
    ボア×ストローク=排気量
    吸い込んだ混合気を何分の一にちじめて爆発させるのか?
    これが圧縮比です。
    ジャイロの場合 7:1 見当でしょうか?
    圧縮比と圧縮圧力を混同しないようにね。
    そこはシリンダーヘッドのところで書きますね。


    シリンダー

    ジャイロ純正のシリンダーも、マロッシ68も同じ鋳鉄製です。
    シリンダーの重要点は 真の円筒で有る事です。

    余談ですがカブ系のシリンダーにオーバーサイズのピストンを入れるために
    内燃機屋さんでボーリング&ホーニングをしてもらいました。レストア車の
    整備なのでヘッドは私がオーバーホール。組み立ててエンジンを始動しますが
    何時まで経ってもマフラーからの白煙が消えません。疑ったのがバルブシール
    の損傷?もう一度新品を買って慎重に組み立てますが、白煙は消えず。次に
    疑ったのがシリンダーです。経験が浅いですが独自に測定しました。
    すると・・ストロークの中ほどが詰まり上下ほどガボガボ。
    ひょうたんのシルエットです。ホーニング回数が多かったことでの事故です。
    先方のストックシリンダーで再ボーリング&ホーニングしてもらいますが、
    ”極力ホーニング回数を減らせる値のボーリングをしてください”
    作業の横について、ボーリング値の仕上がりを確認し、仕上がり寸法のクリアランス
    になるよう4/100のクリアランスに仕上がるようにホーニング回数も指示します。

    その甲斐もあり、そのエンジンは組み立て始動後しばらくすると白煙は皆無。
    職人さんにどうこう言うと嫌がられるんですが、その職人さんは私の論理を
    聞いて下さり、さらに個人間、もしくはその会社全体の友好関係が深くなりましたよ。


    ・・ってことで・・ ”真” ”心” が重要ってことです。



    マロッシのシリンダーを見てみましょう・・
    ずっと通しでピストンクリアランスを測定していました・・
    度でもこれもクリアランスは8/100素晴らしい製品だと思います。


    これも経験での独自の判断も含めますが・・

    ホーニング目(シリンダー内面の斜めのクロスの線)
    ハーレーの事を教わった師匠の見解では・・
    ”そのクロス目の角度が重要でエボではその角度が指示されてるんだ!
     ところがその角度になるホーニングマシンは日本にはないんだ!”
      
    それほどホーニングって大事なんだと思ったのよ。

    実際4サイクルでビッグボアなら絶対見過ごせない事だと思うよ。

    でも小排気量の2サイクルは?と・・経験を積んで出した結果はこうだ。


    ボーリングマシーンは徐々に切削を進めていくのね・・
    旋盤の動きを想像してくれ。切削線は横線だよね。
    そこにピストンが往復すると、段々を通過するときに摩擦も大きくなるし
    音も出てしまうよね。そこで切削線を螺旋にすると一挙解決。

    ホーニング目の粗さにもよるけど摩擦も軽減できそうだよね。
    それに溝の谷にはオイルが溜まってるので、潤滑作用にも利点があるはずです。

    ところがマロッシと来たら・・
    走行10キロでホーニング目はまったく消えてありません。
    ってことで・・マロッシの場合ホーニング目に拘ることなしと考えています。
    それよりも 真の円筒で有る事が重要。イオンにもなります。

    じゃ〜何ですぐにホーニング目が消えたのか?
    マロッシのリングは発送前に入っていても折れてなくなる事が多かったんですよ。
    ↑・・鋳鉄リングの為強いのだけどサクッと折れやすい
    もしも、針金が鋳鉄製だったら曲がらず折れます。
      他何にたとえよう? そうだ!乾燥パスタ・・ぽキ!折れて当たり前

    衝撃に脆い鋳鉄ですが馴染みが良いのも特徴なんでしょう。
    シリンダーも鋳鉄でリングも鋳鉄。
    慣らし運転でその両方がなじむことで機密がアップするはずです。
    でもそれは両方が減ったってことでもあるでしょう。

    リングの合口隙間は0.3ほどでしょうか?
    理想は0ですが金属は熱膨張するので合口がぶつかってしまい・・
    その反作用はシリンダーを変に減らしたり、リングがブツカリに耐えられなく
    折れてしまうこともあるでしょう。
    鉄道の線路の、線路と線路の継ぎ目が有る事と同じ考え方でいいと思います。


    シリンダーを分解して、リング下のピストンの色が真っ黒だった!
    これはリングの合口が大きくなってるか?
    リングの円周がシリンダーの円周と同一じゃない?ってことよ。
    要は・・燃焼ガスがリングを超えてクランクにまっしぐら!
    これではパワーに変換できないと想像できるよね。


    マロッシのリングは鋳鉄製で脆い性質ですが、普通よりも分厚い1・5ミリぐらいかな?
    ですがさすがマロッシ、摩擦を減らすために凸加工されています。
    先端部は1ミリぐらいかな?
    4stジャイロのリングなら0.5ミリぐらいかな?薄いよ。

    リングにもいっぱいの種類があります。
    2stジャイロのリングは反っています・・必ず上下裏表があるんです
    キーストンって言ったかなそのリング。
    爆発圧力に対して反発する形状。
    セカンドリングはビビリ音が出やすいので、ダンパーリングが設置されます
    材質もモリブデン系かな?そこえ接触面は硬質メッキされていて上等です。

    それらは耐久性にもつながり、機械ロスも軽減する追求の結果なんでしょう。


    マロッシの寿命は? ってことが噂に成る事が多かったりします・・。

    じゃ〜何キロ持ったら満足ですか?
    10万キロですか? 10年ですか?
    都知事のような考え方じゃ不信ですよ (⌒−⌒)

    マロッシはイタリアから輸入されますが1万円台から手に入ります。
    安いもんですよ。
    モトリペアの180のマロッシのキットなら5万円ですよ( ̄。 ̄;)

    手軽?に手に入るのがマロッシ68です。

    その寿命ですが焼け付くことが寿命ではありません。

    ガスケットをマロッシの付属の物で組み立てると寿命は5分です・・
    ♪ぱぁ〜ぎゅ♪

    モトリペアの低圧縮化でそれはなくなったことですよね。
    しかし数年後使用できていた夏の日・・ギュ!
    マロッシの寿命だ!
    ちゃうでしょ?オイルポンプが寿命だったんじゃないのかな?


    シリンダーもリングも鋳鉄なのですり減りやすいです。
    それも寿命の対象にできます。
    リングは安いものですから、機密を保つために
    合口隙間が大きくなってるかなと思った時に分解して交換すると気持ちいいですね。

    シリンダーもリングもすり減ったら圧縮圧力は低下しますし
    始動性も悪くなり加速も悪く最高速も低下するでしょう。
    8/100のピストンクリアランスも10/100になってることも・・

    常用回転を1万回転に設定すると
     それは7千回転設定の時よりも当然寿命は短くなって当然です。


    一方向だけのネットの意見に惑わされやすいですが
     総合で考えると自分で答えが出せると思います。


    この記事でご不明な部分は質問してくださいよ。
    私なりに回答します。


    次は3のピストンから・・



    追記・・6/13

    長く使うと必ず圧縮は下がります
    圧縮が下がると熱量は下がります
    (逆に圧縮が高いと熱量は上がりますから、すぐに焼け付きます)
    熱量の関係からみると、圧縮が下がってしまった状態なら
     焼き付く要因はそこにはないのですよ。
    そこの理由はオイルポンプ考えています。
    クランクシールの瞬間的な圧縮漏れも要因になるのかもしれません。

    リングは減って薄くなり、また金属疲労も含めると
    リングは折れやすくなってるかもしれません
    折れてなくても、そのリングの状態でポートに引っかかったのかもしれません。
    その ”焼けた” とゆう状態の判断が重要になると思いますよ。










     


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