万能機械油は有るのか?

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    プーリーの軸用グリスに着目

     

    18歳の時竹中モータースで見習い工をしてた時

     セールスマンが来たの・・

     

    缶入りのグリースの話で

      大将と番頭さんが、興味深くセールスマンの話に聞き入っていた。

     

    その時リチュームグリスしか知らない私、みんなそうだったと思う。

     

    そのセールスが持ってきたグリースは

      住鉱の”二硫化モリブデングリース”

       (マロッシグリースと同じ、黒いグリース()

     

    ブレーキシリンダーの組付けから、どんな場所でも

     全てに対応できるグリースだと聞いた。

    その当時、シリンダーカップのようなゴム製品には、鉱物油を嫌いますね。

     ゴム対応の専用グリスだったので、どこにでも使える高性能グリスだったのです。

     

    リチュームグリースは、単純にベアリンググリースのこと。

     オイルと石鹸基を混ぜて、粘土を高めたもので

      200度近くまでの高温でも潤滑作用が得られる。

    対して、二硫化モリブデンは400度近くまで耐えるとのこと。

     

     

    この話の切っ掛けは、お客さんからの疑問からの質問です。

    ”プーリーの軸メタルが、ガタガタになっていて 

      軸受け表面に粕がついてたんです。

        これって、マロッシグリスの黒い成分なんですかね?”

    先の説明のように、

    「モリブデングリスは、万能グリースって聞いてるから

           どうなんだろね?でも確かに疑問のこるね」

     

    確かに、キタコプーリーやトルクカム付属のグリスは

      ”有機モリブデン”であり黒くない。

      黒いのは”二硫化モリブデン”

     

    じゃ〜いったい、有機って何よ?

     反対に、無機ってあるの?

     

    映画エイリアンで、人造人間が言ったセリフ

     ”奴らは完全な有機体だ”

     

    単純に有機とは・・炭素を含む物ってことらしい。

     ただし、一酸化炭素や二酸化炭素などは”無機”の部類に入るとか・・

      (むつかしいから深くはパス)

     

    単純に考えた・・

     炭素の塊を思い浮かべると、モーターのカーボンブラシ。

      紙ヤスリで削った粉が指に付き、指どうしで擦ると”すべすべ”

    鉛筆の粉も同じようなことでしょ。

     

    モリブデンは元々鉱物の素粒子であり、輝水鉛鉱らしい

     

    その素粒子をグリスに混ぜ込むことで、そのモリブデンの素粒子が

     ベアリングの役目をするらしい。

     

    チタングリースもその類で、

    高硬度のチタンの丸い微粒子がベアリング効果を発生するから 

     自転車やスケートボードのような、グリスの抵抗を嫌う所に使用される。

     

    じゃ〜有機モリブデンって何よ?

    要は、有機物炭素を含むグリスのことで

     熱反応したとき、炭素分が科学的に変化して、ベアリングに変化するんだって。

      (間違ってたらごめんね、でも大雑把に合ってるはず)

     

     

    じゃ〜なぜ有機モリブデンがキタコ製品に含まれてるのだろう?

     きっと、プーリーやトルクカムの潤滑性に富むからなんでしょう。

     

    マロッシのトルクカムには”マロッシの二硫化モリブデン”は含まれますが

    ”マロッシのプーリーセットには、それは含まれません。

     

    そこが、違うところで、もう少し考えると・・

     

    二硫化モリブデンは油にモリブデンの素粒子が混ざってる。

    油分は熱で蒸発するから、鉱物の素粒子が研磨剤に変わったとも考えられそう。

    おまけに、プーリーの場合、開放軸だから油は飛散します。

     そこが問題なんでしょう。

     

    トルクカムの場合は密閉型だからこそ、二硫化モリブデンが効果あるんでしょう。

    結果的にプーリーの場合は、有機モリブデンが良いことになるんでしょう。

     

    要は。モリブデンといっても使い道の特性が決まっている事になりそうです。

     

     

    別の事例なんです(シンユウヴォーグー)のスイングシャフトの動き

     ジャイロと同じ構成だが、ブッシュの材質の違いが影響する為か

      動き具合が超悪くなるのよ。

     

    そのころ流行した高価なチタングリスを奮発したが、数か月でアウチ

    その後いろいろ試したが、特に耐久性はなかった・・。

     

    お客さんには、あきらめて方向を伝えたが、あまりにもひどい場合は

     走行に危険さえも伴う状況になるのよね・・それが(-_-;)

     

    分解したら治るが、費用対効果なのよね。分解は勧められない。

     

    そこでダメ元で、スプレーすることに・・

    スプレー油も種類あるのよ。

     CRCのようなシリコンとオイルが混ざったもの

     純鉱物油のオイルスプレー

     ほとんどの成分がシリコン系のシリコンスプレー

     

    浸透性が良いのはシリコンとされてるから

     シリコンスプレーを闇雲にぶっかけた。もちろん隙間に入るようにだよ。

     

    左に傾けぶっかけ・・右に傾けぶっかけ・・立たせせぶっかけ・・

     それがさぁ〜期待に反して効きました!

      その後1年以上経っても、普通にスイングするのよ・。・

     

    こんなところでも、用途に合う使い方になるのよね。

     

     

    ってことで・・万能油は無いということになります。

     

    エンジンオイルも同じことで

     ハーレーの場合は、粘度50番

     一般車なら、30番

     最近なら、10番指定もあるらしいよ。

     

    10番って”マシン油”か”ミシン油”

     ようは、しゃばしゃば・・

     

    オイルは熱で柔らかくなるから 

     本来 夏用 冬用 を使い分けることになってるが

      それは一般的にこだわることないのが、一般的な考え方。

     

    ですが、低出力エンジンで冬に、ハーレー用を使うのはナンセンス。

     逆に夏なのに、ハーレーに10番のオイルを使うのもナンセンス。

     

     

    グリースや4サイクルエンジンオイルを考えてみた。

     2サイクルのオイルは過去に、書いてるし割愛しましたが

      研究と実際から、カストロTTSは最高だからこそ推奨しています。

     

    ど素人が2サイクルオイルをブレンドして良いと言っても根拠なしの

     ”ヤマカンオイルじゃんけん””・・パ〜かぐぅ〜かちょき

     

    この時代になって”増量ポンプにだ”なんてナンセンスです。

     一般的にガソリンとの混合比は、”2%”なのに

      ポンプ吐出量、ノーマルの2倍です(`・ω・´)

     

    2サイクルの場合も当然ガソリンでパワーを得る内燃機なので

     オイル倍の4%にしてどないしますね[ ´_っ`]

     昔昔のラビットをはじめとする古典2サイクルの混合比だぜ!

      当時のは機械も悪かったし、オイルの質もけんきゅう途上だったからこそ

        4%だったのよ。

     

    実際現在1%の混合で使える2サイクルオイルも販売されてるよね。

     モトリペアの1/32マイルレースに参戦したときの

       SSパッソルはその1%オイル使い1%で、4,825秒で完走。

     

     

     

     

     

     

     

     


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